税理士試験までラストスパート!②
プチお役立ち情報
DVDで講義を受講されている方は、DVDプレーヤー(今はBlu-rayの時代ですが)に倍速の機能がついているならそれで視るのがオススメです!
私の通っていた専門学校は生講義を休んでしまったときは各自DVDで補講が受けられましたが、専門学校のプレーヤーは1.4倍速(だったかな?)の機能がついていて、時間も短縮できる上に集中して聞かないと追いていかれるため、頭の回転も上がります!
スピードのトレーニングにもなりますよ〜
あと、どんなボールペンを使うかも大事で、『握りやすさ』、『なめらかさ』、『文字の太さ』、『手に負担の少ないもの(書きすぎて腱鞘炎になる方が続出していました)』など、みなさんいろいろ試していらっしゃいました。
私は大学の生協で売られていた安いボールペンが1番合っていました。
高いものがいいとは限りません。相性です。
あともうひとつ、先輩直伝の方法があるのですがあまりオススメできるものではないため、お知りになりたい方は個別にご連絡くださいませ(笑)
試験のあるある話〜平常心の敵〜
【ケース1】
簿記論を受けたとき、試験官の『始め!』と共にそろばんの『ジャー』って音がしたときには吹き出しそうになりました。
アピール感がすごすぎて。
そろばんがOKということは知っていましたが、実際にいるんだぁと。
専門学校に、ちょっと不思議な先輩で『試験のときは隣のやつに少しでもプレッシャーを与えるためにわざと電卓の音を大きく叩いたり貧乏ゆすりをしたりする』と言っていた方がいて(人を蹴落とすより自分を高めることに労力を使いましょう!隣の人だって人生を懸けているかもしれません。)、この方も開始前でもできたはずなのに、開始直後に大きな音をさせたのはもしかしたら…。(違っていたらすみません!)
時々そういう意地悪な人もいるようなので、皆様、何があっても負けないで平常心を保てるようにしましょう!
【ケース2】
試験官が終わりの時間を勘違いして『やめ!』と言ってしまった後に間違いに気づいて『すみません、まだでした。続けて。』と。
そして本当の終了時間に『今度こそ本当にやめ!』。
その言い回しにちょっとウケたのですが、実は最初の『やめ!』でかなり動揺してしまって。
試験官でもこんなミスがあるということを心に留めておいていただいて、どうぞ皆様が平常心でいつもの実力が発揮できますように!
まとめ
【簿記論】
・一に正確性(電卓ミスや読み違えなんてもったいない!)、
・ニにスピード(練習問題は必ず時間を計って、解き直しのときには正答率とスピードのいずれも1回目より大幅アップを目指していました)、
・三に判断力(すぐ解ける問題と時間をかければ解ける問題と捨て問題を見極める)
かなぁと思います。
【財務諸表論】
・理論問題
とにかく用語と定型の言い回し(キーワード)を覚えて、それを使うタイミングを間違わない。
内容は多少あやふやでも受かる印象ですが、正確に越したことはありませんね。
・計算問題
簿記に同じです。
【税法共通】
・理論問題
とにかく柱となる理論をもれなくあげられること。これが1番重要だと思います。
相続税法がダメだったとき、計算問題はそこそこ、理論問題も一字一句に近い精度でしたが、ひとつ、誰でも書ける最重要な大きな柱を抜かしてしまって。
柱はとても大事です。
内容はというと一字一句の正確性がなくとも、最悪、大枠プラス『一定の〜』という言い回しで逃げることができます。
実際、実務で必要なスキルは一字一句の暗記ではなく『こういう場合にはどんな条文が関わってくるか』をもれなく拾い出すスキルなので、実務に則した採点方法は歓迎です。
また、『暗記があやふやで書くのに時間がかかりそう。時間が足りなくならないか不安』という方は、適当な行数を空けながら柱だけ
(1)○○
(2)○○
(3)○○
と答案用紙に書いていって、後でじっくり書くのも手です。
行が足りなくなったら吹き出しや矢印で余白に書くこともできます。
特に税法は、直前期はTACの人なら大原の、大原の人ならTACの答練も必ず受けておかないといけません。
どちらも大手なので、直前答練でどちらかの類似問題が本番で出てしまった場合に、そちらじゃない人はあまりにも不利です。
・計算問題
簿記に同じです。
以上が、12〜15年前に私が受けていた当時の試験の印象です。
そして税法科目をそれぞれ2回ずつ受けて、出来と結果を照らし合わせて(合格のときと不合格のときとの違いを分析して)感じたことです。
ただ、大学のセンター試験も2020年度から大学入学共通テストに変わるみたいですし(個人的には『センター』の方がカタカナでカッコいいイメージなのですが)、どんな試験も変わっていきます。
税理士試験も採点方法など今は状況が変わっているかもしれませんので、あくまでご参考程度に。
基本は専門学校の講師がおっしゃることを信用していただきつつ、受験生の皆様が体調万全にいつも通り平常心で試験を受けられることをお祈りしています!
おまけ
大好きなランチのお店、読谷の『自然いぬ。』さん。
毎週木曜日だけのランチなので(この7月からは木曜日と金曜日になるそうです)予約がオススメです。
このとき伺ったのが2度目で、いつもは予約直後に自動返信フォームからのメールの後に定型文の予約確認メールが来ていましたが、今月3度目の予約をしたときは定型文の予約確認メールではなく、私向けのメッセージを織り交ぜた予約確認メールでした。
そういう心遣い、特別扱いをしてもらったみたいで嬉しいものです。