人間ドック、受けてきました

人間ドックの助成制度

自治体によりいろいろな助成があると思いますが、今住んでいる北谷町は人間ドックを受けた一定の人に対して助成があります。

以前大阪市に住んでいたときは、年齢的に特定健診を受けることができず、人間ドックの助成もありませんでした。(注)現在はあるようです。

沖縄に引っ越した際、最初に暮らしたのは沖縄市でした。

大阪と違って、まず、年齢が40歳になっていなくとも健診が受けられること、そしてそれが国民健康保険の被保険者でなくとも(社会保険の被扶養者など)可能だという充実ぶりに驚きました。

さらに北谷町に引っ越してからは、国民健康保険の被保険者でなくとも(助成してもらえる定員、金額は社会保険の被扶養者の方が少ないではありますが)人間ドックの費用の助成制度まであることを知り、初めて人間ドックを受けてみました。ありがたや。

主人の勤務先の病院は人間ドックを実施していないため、選んだのは近くの中部徳洲会病院。

各検査の待ち時間を過ごすフロアは主に一人掛けの贅沢なソファ。

全ての検査終了後には食事だけでなくアロママッサージまでついていて、サービス満点!

結果が届きました!

結果表

3週間ちょっとで結果が届きました。思ったより早い印象です。

1つだけ肺に要精密検査項目があり、あとはほぼ問題ありませんでした。

ただ、この項目はちょうど主人の専門で以前主人にも診てもらったことがあり、過去の病気の跡だろうということで(心当たりはありませんが)問題なしと判断されました。

問診で伝えていなかったのでまた引っかかったのだと思います。

紹介状も入っていたので、報告書で勧められているCTを一応受けてくる予定です。

人間ドックの費用は医療費控除の対象になる?

医療費控除は基本的に、疾病の治療に関連するものに限られます。

ですので、人間ドックや予防接種の費用などは対象とならない認識の方が多いと思います。

ですが、人間ドックや健康診断等の費用に関しては、国税庁のタックスアンサーに「健康診断等の結果、重大な疾病が発見され、かつ、その診断等に引き続きその疾病の治療を行った場合には、その健康診断等は治療に先立って行われる診察と同様に考えることができます」とあります。

つまり、上記の要件を満たす場合には人間ドックや健康診断等の費用も医療費控除の対象となります。

判断が難しい場合はとりあえず医療機関の領収書を保管しておいて、税理士に尋ねてみてくださいね。

その他、医療費控除のあれこれ

年に一度、確定申告時期になると税理士会から、各申告会場への無料相談従事日程表が届きます。

この割り当てられた日程表に従い、税理士は基本的に二日間、各申告会場で無料相談に従事することになります。

繁忙期ですので日程的には厳しいのですが、ここでは本当にいろいろな相談者さんと接しさせていただくので、とても勉強になりますし興味深いです。

みなさんがどんなことで困り、どんなことに疑問を抱き、何を思うのか。

とても貴重な経験です。

今年の無料相談ではお二人、介護施設や老人ホームの費用が医療費控除の対象となるかを尋ねてこられた方がいました。

結論的には、その指定介護老人福祉施設等が発行する領収書に医療費控除の対象となる金額が書かれていますので、それに従って計算します。

ですので、引き落とされた通帳の金額だけでは判断できません。

年明け頃に届く「医療費のお知らせ」で医療費控除が簡便化された(注意事項はありますが)とはいえ、こういった金額を始め、お知らせには載ってこないけれども医療費控除の対象となるものはたくさんあります。

先ほどと同じく、とりあえず何でも保管しておいてまとめて税理士に尋ねましょう(笑)

例えば、歯のインプラント治療や目のレーシック、ICL治療などは基本的には保険適用がなく高額になることがほとんどだと思いますが、治療であるため医療費控除の対象となります。

私は日常コンタクト着用のため、いつかICL手術を受けてみたいな、なんて思っています。