キャッシュレス還元(どう付与されるのか編)

次回ブログは会計&税務処理編を予定しています。

今年10月からスタートしているキャッシュレス・消費者還元制度。

この制度がスタートしてから実際にキャッシュレス決済が増加しているようですね。当初想定の決済額よりも多いとか。

私も普段はキャッシュレス派ですので、その恩恵にあずかっています。

できれば、ファミリーサポートさん(NPO法人で全国各地にあります。親のリフレッシュや用事で子供を預かってくださいます)や学校の給食費、学級費などもキャッシュレスでお願いしたいです。後者は支払いが対面でないので難しいかもしれませんが、せめて口座振替とか。あと、よく行く近所のダイソーが現金のみなのが残念です。って、話がそれました(笑)

どのような方法で恩恵を受けられるかはクレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコードによってそれぞれです。

ただ、決済するだけでは自動的に5%または2%の恩恵が受けられない、つまり、何か事前に登録をしなければならない交通系電子マネーなどもあるようなので注意が必要です。

還元方法、還元上限

クレジットカード

還元方法はブランドによって異なるようですが、「金融機関の口座振替時に相殺」や「請求額から減算」や「ポイントで還元」など、どれも自動的に恩恵が受けられるので特に注意点はありません。厳密には、ポイントで還元される場合はポイントの有効期限だけ注意が必要ですが、そんなすぐには切れません。

還元上限はカード1枚につき、15,000円(/月)のものが多いです。(例外あり)

デビットカード

還元方法はブランドによって異なるようですが、金融機関の口座に返金されることが多いようですので(ポイントという概念はありません)、こちらも特に注意点はありません。なお、キャッシュカードで決済して預金口座から即時に引き落としされるJ-Debitについても同様のようです。

還元上限は、こちらも15,000円(/月)のものが多いようです。

電子マネー

還元方法はそれぞれですが、例えばEdyでしたら付与日(決済時から約1か月後)から90日以内に赤いチャージ機、Famiポート、楽天Edyアプリ(アプリの場合は登録メールに付与日にメールが届きますので、アプリの上部、プレゼントマークのところから還元分の残高を受け取ることができます)で残高を受け取る作業が必要です。

WAONの場合は、その月の1日~末日までの利用分をまとめて翌月28日以降にWAONステーション、イオン銀行ATM、Famiポート、モバイルWAON(私はWAONからのお得情報を「受け取らない」と設定しているからか、Edyと違って付与日にメールは届きません。受け取り方は「チャージ」→「WAONダウンロード」で、対象の残高があれば「今回ダウンロード可能額」のところに金額が記載されているので、ダウンロードします。)で残高を受け取る作業が必要です。受け取り期限はありません。

その他、交通系電子マネー(SuicaやICOCAなど)は事前にサイトから登録をしてポイントを紐づけておかなければなりません。

還元金額は15,000円~20,000円(/月)や1回あたり2,500円分などそれぞれです。

QRコード決済

還元方法は、PayPayでしたらPayPayボーナスとして原則決済の翌月20日前後に、残高に自動的に金額が付与されます。付与までは「残高」のところで「PayPay残高付与の処理中」と、日時と金額と共に表示されます。

LINE Payとメルペイと楽天ペイなどに関してもそれぞれのタイミングで自動的に還元されるため特に手続きは必要ありませんが、PayPayのように残高の付与ではなくポイントの付与のようですので、それぞれのポイントを使う設定をすること(ポイント優先利用の設定などがあります)やポイントの有効期限(例えばLINEポイントは付与日から180日、メルペイポイントは30日、楽天スーパーポイントは最後にポイントを獲得した月を含めた1年間)に注意しましょう。ちなみにLINEポイントは1ポイントからLINE Pay残高に交換できるので、「LINEアプリ」→「ウォレット」→「LINEポイント」→「使う」→「LINE Pay」で交換しておくのもいいかもしれませんね。

還元上限はクレジットカード、デビットカード、電子マネーより高く設定されているものが多く、メジャーなもので25,000円~30,000円(/月)が多いようですが、細かい条件もあるようですのでご注意ください。

Amazonやコンビニ

上記と切り口は違いますが、Amazonの還元事業対象店舗やコンビニはキャッシュレス決済の種類を問わず決済時に即時値引き(2%か5%)です。

気をつけること

このページではそれぞれの決済のについて細かくは触れていませんので、お使いのキャッシュレス決済方法の詳細は公式サイトで調べてみてくださいね。

もしせっかくこの制度のためにキャッシュレス決済を導入された方ならなおさら、しっかり恩恵を受けるためにも

①交通系電子マネーはサイトからちゃんと事前登録しているか
②EdyやWAONなど残高受け取りが必要なものは受け取り作業を行ったか
③LINE Pay、メルペイ、楽天ペイなど残高ではなくポイントとして付与されるものはポイントの有効期限内に使う(LINE Payならポイントを残高に交換できる)

という点を主に気をつけていただければ大丈夫かと思います。

おまけ

以前、租税教室の講師をやってみたいなとチラっと「フリマの収入は申告が必要?」で書きましたが、今後、機会があれば租税教室の部会から声をかけていただくことになりました。(ところで今週から「税を考える週間」が始まって、キッザニア東京とキッザニア甲子園で17日まで、子ども向け職業体験施設で税務署の調査体験が始まったとか。税理士ではないんですねぇ。笑)

その関係で、今まで交流のなかった北谷の税理士さんとつながりができて、今度、その先生と別の北谷の先生と宜野湾の女性先生(私より2つか3つ下だったかな?)と沖縄市の先生(偶然、元同僚です!)と5人で、若手?開業税理士の食事会に誘っていただきました。今まであまり税理士同士のつながりがなかったので、情報交換できればいいなぁと思っています。

あと、そろそろ年末調整の時期、支部と商工会のセミナーの講師をそれぞれ引き受けることになりました。対象が違うので少しレジュメを変更する予定ですが、同じテーマなのでそれほど負担はないかなと。

そして、プライベートですが先日、ダイビングを体験してきました。私は先月に初めて、先日は家族3人で主人はそのときが初めてでした。

ダイビング

イカダの上

息子はまだ小さいのでシュノーケリングを予定していましたが、深い海が怖かったみたいで少しも海に入ろうとせず、船で行ったイカダのようなところの上から魚にエサをあげただけ。でもとても喜んでいました。

私が臆病なので息子も似てしまったのかもしれません。私自身、先が不安で一歩が踏み出せず後悔していることがあるので、息子にはそんなふうになってほしくないなぁと。

嫌なことは必要なければ無理して挑戦する必要はないけれど、『やってみてよかった』という体験をたくさんさせてあげて、自信をつけてほしいなと思います。